テレビ東京「ジルベスターコンサート」 ラプソディー・イン・ブルーでカウント・ダウン
“踊るジルベスター”をテーマに、2008−2009をまたぎ、世界で活躍する井上道義と人気ソリストらが織りなす数々の名曲。14回目を迎える恒例のコンサートです。
今年は、女性から絶大な支持を得るバレエダンサー上野水香が、ジャズピアニスト小曽根真と新振り付けでコラボレーション。ガーシュインの「ラプソディー・イン・ブルー」で2009年を華やかにカウントダウン。
また、生放送初の試みとして、大阪のリンクにいる金メダリスト荒川静香と、渋谷Bunkamuraオーチャードホールで演奏するヴァイオリニスト古澤巌が生競演。荒川は華麗なスケートで、「ツィゴイネルワイゼン」の劇的な旋律を体現する。
司会は、クラシックファンでこのコンサートにも足を運んだという西村雅彦。(テレビ東京)
素晴らしかった。まさに、スペシャルな夜にふさわしい、スペシャルにゴージャスな番組。
しいていえば、たった30分前からの番組というのがちょっと。2時間ぐらい前から 徐々にもりあがりたかった。だけど、私の好きなチャールダッシュも聞けたし。バイオリニストの衣装も雰囲気がでていた。そして、ツィゴイネルワイゼン。その演奏をバックにした荒川静香のスケートは映えた。ただ、その演奏を聴きながら気になっていたのは・・・あのアレグロはどうするんだろう?いくらなんでもあの音楽をバックに滑るのは無理じゃないか。そう思ってみていたら、やはりアレグロは演奏だけだった。それはそうだよね。でもちょっとがっかり。それにしてもコンサートホールの観客はスケートを見れたのかな?
そしてラプソディー・イン・ブルーでカウントダウン。いいねぇ。いい。そして、オーケストラの上で上野水香さんが踊る。ちょっとびっくりのしつらえだった。ただ、オーケストラと踊りを同じ画面にいれたため、テレビ的にはかえって踊る姿が小さくなってしまった。これでは上野水香さんがちょっと可愛そう。これがテレビの限界かも。踊りの素晴らしさが伝えるには、やはり別画面にしたほうがよかったか。
でもやっぱりラプソディー・イン・ブルーはいい。
こんな番組を見ながら、年越しができるなんて幸せ。
もうすぐ新年。もうすぐHappy New Year!
そう思っていた時、突然、外で大きな音がした。
「ドン、ドン」
「パチ・パチ・パチ」
あわてて時計を見ると、その時、まさに年が明けていた。
鐘の音も聞こえてきた。
「どこかで誰かが花火をあげてるんだな」
どうせすぐ終わる。私はコタツにもぐったまま。
だが音はまだ続いている。むしろにぎやかになってくる。
あわててベランダに出た。
近い空に、白い大きな花が開くのが見えた。
次から次に花火が打ち上げられている。
美しい大輪の花が夜空をいろどる。
可憐な花たち、ゴージャスな花たちが、競って新年を祝っている。
「おめでとう」
「きっと、今年はいい年になるよ」
「元気をだして」
そう言っているようだった。
「きれい・・・」
なんというサプライズ。なんてステキな贈り物。
デジカメで撮影しようとも思ったが、デジカメもデジタルビデオも充電してない。
私はただ静かに、いまこの時の、夜の花舞台に陶酔した。
「すてき・・・」
ふと気づくと、遠い別の空にも花火が次々に打ち上げられている。
この花火のようにいい年になればいいな。
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